脳と心の病気の関わり

健康な身体と心を保つためには、脳も健康である必要があります。脳が健康に働くことで心身もよく機能して、毎日を健やかに過ごすことができるのです。こちらでは、そんな脳と心の病気の関係性についてご紹介いたしますので、ぜひご一読ください。

脳は、「前頭葉」「頭頂葉」「側頭葉」「後頭葉」の4つの部位から構成される大脳と、小脳、脳幹から成り立っており、各部位ごとに異なった働きを持っています。側頭葉の上前部、頭の前半分にあるのが前頭葉、頭のてっぺんの部分にあり痛みや温度の感覚を司っているのが頭頂葉です。側頭葉は頭の側面のこめかみあたりに、後頭葉は頭の後ろの部分に位置しています。

人体にある様々な器官を全て脳がコントロールすることで、全体がバランスよく機能でき、私たちは普段思考して行動できているのです。また、身体的な機能に加えて心の機能もコントロールしていることから、脳はよく司令塔と言われていて、普段意識する機会はないものの非常に大切な存在であります。

心の病気はその人の気質や性格が関わる場合もありますが、気質や性格のみが原因というわけではなく脳とも関係があるとされています。脳は生存に関する働きはもちろん、快や不快などの感情の形成の働きといった、精神と身体の両方の重要な働きを行っています。そのため、この脳の働きのバランスがおかしくなると精神や身体にも影響を及ぼし、不安定になってしまうのです。

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